2018年 9月 03日
障害がある子の家族QOLアセスメント
障害がある子どもの家族QOLアセスメント
科学研究費をいただき、5年間の研究期間を経て開発しました。
なぜ開発したかというと・・・
障害がある子どもと家族の暮らしは、ドラマのように山あり谷あり。
日本の福祉は、障がいのある子どもの支援が中心で、親もその子どものために一生懸命です。
ただ、時に、家族生活が障がいがある子を中心になりがちです。
みんな、その子の幸せを願っています。
でも一番大事なのは家族みんなが幸せで大事にされていること。
一人ひとりのQOLも大事ですが、家族全体のQOLを高めることが何より求められます。
近年、障害児支援は、「家族支援」の時代を迎えています。
家族支援を進める上で、その実態把握と、支援内容を見出すための
アセスメントツールがあったら!
その思いで開発しました。
自らチェックしてみたい方、家族を支援している相談支援やケースワーカーなど、
様々な方にご活用いただけるよう、フリーツールとしました。
自由にダウンロードし印刷してお使いください。
印刷用のダウンロードは、こちらから ☟
エクセルバージョンも作成しました。
項目に数値で回答すると、結果が自動的に算出されるようになっています。
エクセルバージョンは、こちらから ☟
是非、ご活用ください。
本アセスメントの開発研究については、下記を参照ください。
*「家族QOLアセスメント(日本版FQOL Scale)の妥当性と信頼性に関する研究」
小林保子・阿部美穂子・藤井由布子 児童研究 Vol.95 2016